【サックス】マウスピースのあれこれまとめ後編【マウスピース】
こんにちは!ざきちゃんです。
ランキングに参加しています。良かったらポチッとお願いします。
さて、今日はサックスのマウスピースあれこれまとめ後編!ということで、色々まとめていきたいと思います。
前編はこちらから。
前回はビークまで書いたので、今日はティップ・レールから書いていきます。
5.ティップ・レール
ティップ・レールとは、その名の通りマウスピースの先端のレールのこと。
この幅が狭いとリードの反応が良くなるが、ある程度幅がある方が良い吹奏感と感じることもあり、かなり奏者の好みで選ぶ部分。私は割と狭めが好きだけど、クラシックのマウスピースは結構広めが好き。
Beechler (どちらかというと)狭め、リードの反応・敏感
セルマー・コンセプト 広め、リードの反応・安定
6.バッフル
マウスピースの中身です。リードの対面する部分。メタルのマウスピースを初めて吹いた時に一番ビックリした部分。クラシックのマウスピースはまっすぐ、なだらかに低くなっていくものしかなかったから…いわゆるロー・バッフルというやつです。
私が持っているマウスピースだとクラシック系全般・メイヤー・ビーチラー・ジョディージャズ(DVNY)です。
先端から奥にかけてまっすぐ低くなっていて、リードの距離が長いです。そうすると必然的にチェンバー(マウスピースの中身)の面積は広くなり、低音が豊かになります。
メタルで初めて出会ったハイ・バッフル。これです。
リードとの距離が近いのでチェンバー面積は狭くなり、音色が明るくなります。
テナーのゴッツ・HRがそうでした。
ちょっと似てるけど、ある部分から直線的に低くなるステップ・バッフルなんていうのもあります。
セオワニのミンディモデルがそうでした。
ハイ・バッフルやステップ・バッフルはクラシック系に慣れてるとかなり先端が詰まる感じ。私も慣れるまではつらかった…リードミスばっかりでめちゃくちゃイライラしてました。
7.チェンバー
6でもちょっと書きましたが、マウスピースの中身の大きさのことです。
バッフルの高低に左右されるけど、色んな組み合わせのマウスピースが存在します。
一般的な組み合わせは「ハイ・バッフル+スモール・チェンバー」「ロー・バッフル+ラージ・チェンバー」。
バッフルはリードが対面する部分に対し、チェンバーはスロート(楽器の差し込み部分)から先端までの空間を指す。
チェンバーが広い順に、ラージ・ミディアム・スモールの3種類。
広いほど低音域を強調したダークな音色になり、狭いほど明るく反応の早さを優先した音色になる。
形は大きく分けて4種類。ラウンド・スクエア・馬蹄・サイドウォール。
あとはメーカー独自のものもあるらしい。
スクエア型だけ持ってなかった…3種類載せます。
ラウンド型
メイヤー
馬蹄型
ビーチラー
ジョディージャズ(DVNY)
セオワニ・ミンディモデル
マウスピースのあれこれはこんな感じです!
こんな色々あるなんて私今まで知らなかった…もう15年はサックス吹いてるのに(笑)
あとマウスピース汚すぎてビックリした。写真だとよく分かる。ごめんなさい…
次回以降この大量のマウスピースのレビューを動画付きでやっていけるといいなあと思います。
というわけで、それではまた次回!
最後に、良かったらポチッとお願いします!